Category:Blog Post:05/18/2018
dur と moll 。
“dur” ,ドイツ語でドゥアーと読み、長調の意。
長調とは明るい雰囲気の曲のことです。
これとは反対に “moll”,読み方はモールで短調の意。
暗い雰囲気の曲です。
音楽はまず上記のように大きく2種類にわけることができます。
さらに dur と moll の中にいくつもの調があり、それぞれの調によりニュアンスや性格が変わってきます。
昔、ある先生に初めてレッスンをみて頂いた際
私は c moll(ハ短調)の曲を持っていったのですが、演奏が終わって先生の開口一番は「最初のドが明るく聴こえるんだけど!」でした。
そう、その音は憤りがあって強いmollのニュアンスで弾かなければならない音。
とても衝撃的でそれ以来どのようなタッチで弾けばイメージする音が出せるのか??
いつも心に置いてピアノに向かいます。
アトリエ・ヨーコ ピアノ教室では幼稚園の小さな頃からdur と moll の大きな違いを聴き分け、さらに音に表現できるようにレッスンしています。成長の段階でさらに細かく、例えばさわやかな長調と元気いっぱいの長調の違いをつけれるようになどより繊細に、またより大胆に!ピアノが弾けるように指導しています。
嬉しさや哀しみ、時には迷ったり、晴ればれと澄み渡ったり。心の変化と同じものが音楽の中にあることを知りピアノで表現できることがわかると、みなさんとても生き生きとピアノを弾かれるようになります。
音楽も生きているなぁ!と感じる瞬間です♪