『心が動く♪』

Category: Post:04/13/2018

なにか新しい気持ちで物事に取り組もうとか

さぁやろう!と思う時はきまってその前に感動したり何かしら心が動く出来事があるなと気づきました。

 

それはピアノを弾くということに限らず、誰かとの会話の中であったり、新緑の心地よい風に吹かれたり、日常の中に心が動く瞬間はいくつもあります。

 

 

レッスンは限られた時間ですが、小さなことでも

“あっそうか!”とか “ピアノの音綺麗だなぁ”とか。

発見や喜びがあるような。

 

そんな時間でありたいなといつも思います♪

 

『美しい音』

Category: Post:04/09/2018

たとえば“フォルテ”を

単純に音量の“強く”と思って鍵盤はたたくようにおさえるのと“内面から湧き上がってくるように力強く”と思って響きを感じながら弾くのではまったく違う音が出ます。

 

美しさにはさまざまな要素があると思いますが、『美しい音』というのは響きに豊かさを感じる、重なりあう音に立体感を感じる。そのような音ではないかと私は思います。

 

また楽譜には沢山の音楽用語が書かれていますが、その語源を知るということはこの『美しい音』を表現する上でとても重要です。

 

 

Allegro は一般的には“速く”と書かれていますが、これはイタリア語で“楽しい”という意味で日常的に使われる言葉。楽しいから気持ちがウキウキして結果速くなるということ。

 

dolce は“甘く柔らかに”ですがイタリアでは恋人同士の男女が女性に“可愛いね!”という時に使う言葉でもあります。

 

言葉の中にたくさんの湧き上がる感情があるのと同じで響きの中に豊かさを感じられる音楽。

 

『美しいピアノを弾きたい』これはずっと変わらず私の心に在るものです♪

 

『どうしたら流れるの? 指番号編』

Category: Post:04/04/2018

 

中学2年生のSちゃん。

レッスン室に入って準備をしながらひと言。

「あ〜流れへんかった〜…。」と。

 

「どうして流れないと思う?」と聞くと、

「弾き込んでないからかな…。いや、でもいつもよりはいっぱい練習したのに…。」

 

何度も弾いているのにうまく流れない。

このような経験はありませんか?

 

こういった場合、考えられる要素がいくつかあります。

 

Sちゃんの場合はずばり指番号!

 

みなさんどうしても自分の弾きやすい指で弾いてしまいがちですが、やはり楽譜に書かれている指番号は手が小さかったりムリがある場合をのぞいては音が流れるように書かれているので守ると弾きやすくなることが多いです。

 

また下の写真のように同じ音を違う指で弾くということも楽譜の中ではよくありますが、これもとても重要!

 

 

“どうして同じ音を違う指で弾くの〜?”

 

と疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますが、違う指で弾くことで流れが生まれます。指番号通り弾いてみると音の流れの違いが目で確認しなくても耳だけでよくわかりますよ♫

 

指番号に気をつけて先ほどまでつまりながら弾いていたフレーズを弾いてみるとスーッと流れたSちゃん。

バッハのインベンションがテンポよく耳に入ってきました♪

 

『もうすぐ4歳 体験レッスン♪この音はどんな動物を思い出す?』

Category: Post:04/01/2018

もうすぐ4歳になるMちゃんの体験レッスンより。

 

体験レッスンに来られる時はみなさん緊張でドキドキされています。すこしでも緊張が和らいでピアノがとても素敵な楽器だということを感じてもらえるようにレッスンです♪

 

まずはすべての鍵盤を端から鳴らしてもらいます。

そして問題!

「今弾いたピアノの鍵盤、いくつあったと思う〜?」

そうすると大体の子供達は えっ⁈という表情です。

中には85!ととても近い数字を言う子もいてこちらがびっくりさせられることもありますが。

 

Mちゃんも突然の問題に う〜んといった表情。

そこでピアノの鍵盤が88の数でできていることをお話します。

 

そしてまた問題!

ピアノの高音を弾きながら

「この音はどんな動物を思い出す〜?」

Mちゃんは考えながら

「すずめ!」

今度は低音を鳴らしてこっちは?と聞くと

「ライオン!」

 

そうして88の鍵盤でいろんな音が鳴ることを感じてもらいます。ピアノが表現できる楽器だと知ってもらえるように♪

 

この日は真ん中のドを楽譜を見ながら弾くところまで。

 

 

「ひよこちゃんの絵が書いてるね。可愛く弾いてみて♪」と言うとそれまで音を鳴らすことに意識が向いていたMちゃんの音が優しい音に変わりました。

 

弾き終わったあとキラキラする瞳で嬉しそうな笑顔を向けてくれたMちゃん。

 

これからもいろいろな音色を奏でながら、たくさんピアノで表現してね♫

 

『全然違う!!』

Category: Post:03/28/2018

5年生の生徒さん Iちゃんのレッスンでのエピソード。

曲目は ブルグミュラーの『せきれい』でした。

 

   私   「楽譜で変化があるのはどこ〜?弾くから

            変わったところでストップ言ってね!」

 

Iちゃん「わかった。ここ!短調になってる。

             なんかカラスが出てきて追いかけられてるみ

             たい。」

 

   私   「じゃぁ それ書こう♪  

            そしたらここは何短調?シャープもフラット

            もついてない短調はなんやったっけ?」

 

Iちゃん「うーん… イ短調。」

 

   私   「最初はハ長調で、ここだけイ短調に

            なってるよね。ハ長調とイ短調の性格って

            どんなんやった?」

 

Iちゃん「ハ長調は元気!

             イ短調はなんやったかな〜。」

 

このような会話のあと、細かな表情を弾きわけて Iちゃんに聴いてもらうと

 

「全然違う!!」とひと言。

 

そうです♪

この『違い』がわかるということが大切です。

わかるから次はその様に弾いてみようと思う。

 

 

たくさんの『違い』をレッスンの中で感じとって

ゆっくり時間をかけながらそれぞれが自分のものにしていってもらえると嬉しいなと思います♫

 

『拍子の重要性』

Category: Post:03/24/2018

 

上の写真のト音記号と音符の間に書かれている

『数字』

みなさんはご存知ですか?

 

“よん分のさん”拍子と読み この曲の拍子記号です。

指揮者の方はこの拍子をもとに指揮をされていて音楽を演奏する際にはとても重要なものとなります。

 

「拍子を守らないことはまるで酔っ払いが歩いてるようなものだ。」とは作曲家シューマンの言葉。

 

レッスンをしていて楽譜は弾けているのに音が自然に流れていかない、違和感があるといった場合は大抵拍子を感じていないことが多いです。

 

アトリエ・ヨーコピアノ教室では拍子を身体で感じてもらうために、右手でピアノを弾きながら同時に左手で指揮をとり、さらに「1.2.3」と拍子をつけて歌う♫ ということを幼稚園の小さな子供たちからやっています。

 

 

子供たちは1度に3つのことをしないといけないので

「あー もぅでけへんっ!」

「あのむずかしいのや〜 苦笑」

とあまりのやりにくさ最初のうちは大苦戦!

 

中高生は曲も難しくなってくるので、思い通りにいかないことで笑いが込み上げる子もたくさんいますが!

拍子を感じることで音楽の流れが変わることを体感するとやはり演奏が変わります。

 

 

さまざまな作曲家がその拍子でその曲を書いた。

その理由が 『拍子を感じて演奏する』 ということで、今までよりもずっと身近に感じとることができるのではないかと思います♪

 

『伴奏の醍醐味』

Category: Post:03/20/2018

今朝はバイオリンの伴奏合わせに出かけました。

 

ピアノはメロディも伴奏も自分で一度に弾くことができるのでひとりで演奏することが他の楽器に比べると多いのではないかと思います。

 

もちろんひとりでいろんな事をできるので贅沢ともいえますが、人と一緒に演奏する時はやはりひとりでは味わえない喜びを感じることができます!

 

 

バイオリンを弾く息づかい。

 

こまやかに流れていくかと思えば強く伝えたいところが出てきたりとたくさんの心が音を通して伝わってきます。

なんだか楽器で会話をしているような♪

そうしてひとつの曲を一緒に作り上げていく。

 

楽器が弾けるということはそれだけで日常に彩りができますが、さらに人と一緒に演奏すると共有する時間までもが豊かになるな〜!と実感します。

 

チャイコフスキーの『Melodie』が心地よく流れるひと時でした♪

 

Liuteria-BATOさんのスプリングコンサート♫

4/21(土) ドーンセンターです。

 

『ピアノで歌う ということ』

Category: Post:03/16/2018

これからレッスンの様子などを少しずつお伝えしていこうと思います♪

 

先日の大人教室のレッスンより。  

この日の生徒さんは小学生のお孫さんがいらっしゃる方でした。

子供の頃ピアノを習われていて長いブランクがあられたようですが、ぐんぐんお上手になられています!

 

レッスンの中で私はよく

「メロディを一緒に歌いながらピアノを弾いてみてください。ピアノで歌うように〜!」と伝えます。

歌うのは心の中でも大丈夫ですし、声に出すと身体で響きを感じられて新鮮ですよ♪

 

そうするとそれまで身体に入っていた力がふわっと抜けてリラックスされ、メロディが自然に美しく流れていきます。まるでピアノを通して歌っているように。

 

ピアノは指を動かさないと弾けませんが、指だけに意識を持っていくとどうしても音が鳴っているだけになってしまい音楽が流れていきません。

 

弾いたり表現しようと思うともちろん様々な技術は必要となってきますが、この『歌心』の上にいろいろなものが重なっていくのではないかと私は思っています。

 

歌いながらを意識されて弾き終わった生徒さん。

「全然違いますね〜!」と笑顔が溢れました。

 

 

ときにはハナ歌を歌うように〜♪

心楽しくピアノを弾いて頂けると嬉しいなと思います。

 

「塾代助成カード」の取り扱いについて

Category: Post:12/24/2017

  アトリエ・ヨーコ ピアノ教室は大阪市塾代助成事業に参画しています。

 

「塾代助成カード」をご利用の方はお声かけください。

アトリエ・ヨーコ ピアノ教室 ホームページを公開しました!

Category: Post:01/30/2017

ようこそアトリエ・ヨーコ ピアノ教室 Atelier Yoko Piano School ホームページへ

ホームページを公開いたしましたので宜しくお願い致します。