YOKO YOSHIDA

YOKO YOSHIDA

35歳を過ぎて舞台でピアノ演奏をする際に手が震えるようになり思うように演奏ができなくなりました。それからの数年は手の震えに悩まされましたが、これがよいきっかけとなりピアノを弾く時に大切な『身体』について学ぶようになりました。

身体のことを学ぶ中で手の震えや緊張感から思うようにピアノを弾けない自分を少しずつ克服することができたのはもちろんですが、身体の余計な力が抜けた時のピアノの美しい響き、ハーモニーの美しさなど、自身の中に本来備わっている音楽を感じとる力、生き生きとした生命力などを信頼できるようになり、ピアノが以前よりもずっと楽しいものになりました。

ピアノを教えるようになって15年。

これまでレッスンを通してたくさんの方達と素敵な時間を共有してきましたが、その中でピアノを弾くひとりひとりの中にある素晴らしい力 ― 生命力・表現力 ― を目の当たりにしたくさんの気づきや感動をいただきました。

ピアノを通して自分の内にある素晴らしい力を発見し何かをつけ足すのではなくその力を引き出していくことで、より豊かな自分自身、日常、人生を創るきっかけになれば嬉しいなと思います。



幼少からエレクトーン、ピアノを学ぶ。
エレクトーンを戸田敏子、北岡譲治 の各氏
ピアノを安達昌代、榊原契保 の各氏に師事。
音楽家のための身体の使い方のレッスンを井桁典子氏
アレクサンダーテクニーク マスタークラスを森朝氏より受講。

2006年よりATELIER YOKOでピアノ指導をはじめ、音楽を通して『感じとる力』『楽しむ力』『創造する力』を磨き、技術力を学びながら『自分の内にある生命力』『表現することの喜び』を感じていただけるようレッスンしています。

2013年以降はソロリサイタル、ヴァイオリンのピアノ伴奏等
演奏活動にも取り組む。

3児の母。