Category:Blog Post:04/04/2018
中学2年生のSちゃん。
レッスン室に入って準備をしながらひと言。
「あ〜流れへんかった〜…。」と。
「どうして流れないと思う?」と聞くと、
「弾き込んでないからかな…。いや、でもいつもよりはいっぱい練習したのに…。」
何度も弾いているのにうまく流れない。
このような経験はありませんか?
こういった場合、考えられる要素がいくつかあります。
Sちゃんの場合はずばり指番号!
みなさんどうしても自分の弾きやすい指で弾いてしまいがちですが、やはり楽譜に書かれている指番号は手が小さかったりムリがある場合をのぞいては音が流れるように書かれているので守ると弾きやすくなることが多いです。
また下の写真のように同じ音を違う指で弾くということも楽譜の中ではよくありますが、これもとても重要!
“どうして同じ音を違う指で弾くの〜?”
と疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますが、違う指で弾くことで流れが生まれます。指番号通り弾いてみると音の流れの違いが目で確認しなくても耳だけでよくわかりますよ♫
指番号に気をつけて先ほどまでつまりながら弾いていたフレーズを弾いてみるとスーッと流れたSちゃん。
バッハのインベンションがテンポよく耳に入ってきました♪