『考える ではなく 感じる』

Category: Post:09/03/2019

朝夕の風が秋を感じるようになってきました。

秋を感じる。

 

“感じる”ということは日常生活の中でとても豊かさを増してくれるものであるし

それはピアノを弾く上でもまた同じです。

 

生徒さんたちをみているとピアノを弾くという“行動”に一生懸命な時もたくさんありますが、

「 あーここ好きだな〜」

とか

「 きれいだな〜✨」

と今、目の前の音楽を感じながら弾いている時というのは 隣で聴いていてもやはり美しいなと感じます。

伝わる。

音楽が生きてるって感じでしょうか。

 

例えば

“ドミソ”を和音で弾く。

ハ長調の和音だなとか考えて弾くのではなく

単純に“ドミソ”の響きを感じてみる。

おっ 力強いなとか生命力あるなとか。

そのあと“ドファラ”を弾く。

4度になったなとか考えず

“ドファラ”は“ドミソ”より明るくなったなとか、その響きを楽しむ。

 

そんなことがピアノを弾く上でとても大切だな〜と感じます。

 

そこよく感じてみて〜!のひと言で

生徒たちのピアノは先程までとは別もののようにかわります。

それを積み重ねていく中で子供達は自分で感じ取る力を身につけていく。

言われなくてもわかるようになっていく。

 

自分の感覚を磨くことは自分を信じることに繋がっていくんだなと実感します^^♡

 

 

時にはふっと身体の力を抜いて

目の前の音楽を感じながら〜♡ ピアノを楽しんでみてくださいね!