Category:Blog Post:08/26/2021
レッスンの中でこれをすると演奏が変わる!
というもののひとつに取組んでいる曲の『物語を創る』というのがあります。
曲のタイトルから主人公は誰で主人公にどんなことがおきているのか?
その時の気持ちは?
場面が変わった時場所はどこ?どんなふうに変わった?
など書かれている強弱や音のニュアンスを実際に聴きながら創造力を膨らませていきます。
子供たちの感性はとても敏感なので音からたくさんを感じどんどんと世界が広がります。
これをノートに書いてもらったり、楽譜に色をつけてもらったりして自分の中に物語を創りあげてもらう。そうすると、f(フォルテ)と書かれていても、強くだけでは絶対ひかない。
すごく楽しい音になったり、ものすごく悲しい音になったり自分が創った物語通りの音が自然と出るようになります。
そして強くするの忘れた!みたいなこともなくなっていきます。
心の中に自分の物語があるから。
この『物語を創る』作業はみんなとても楽しそうです。
そしてその後実際に弾いてみて変化を自分自身で感じたときの表情は驚きと喜びがまざり
私もとても幸せな気持ちになる瞬間でもあります。