Category:Blog Post:02/02/2023
– 美しいと感じるものなかに愛がある –
ずっとそのように思っていたけど
すこしまえに読んだ本の中に
– 愛するもののなかに美がある –
とあった
そうか、そっちだったんだ
子供のころ好きではなかった悲しい音楽を美しいと感じられるようになったのは悲しさそのものもなんかいいよねと感じられるようになった自分がいるからなのかなとふと思う
あらゆる美しさを内包している音楽
あらためて 芸術って素敵なものだなと深く思う
Category:Blog Post:01/23/2023
喜びや嬉しさ、愛情
そういった心があたたかくなるようなものと
悲しみや怒り、どうしようもない憤り
自分の中に在ってほしくないようなもの
それらすべてが音楽の中に生きていて、たくさんの人に受け入れられて芸術というものとして存在しています
ピアノ、音楽に触れるなかでどんな自分も受け入れて大丈夫だとそれぞれが思うことができたらどんなに素敵だろう
そんな想いが心の奥からふつふつと湧き出している2023年1月です
Category:Blog Post:09/16/2022
私はピアノが好きですが
あるときこの好きという気持ちは一方通行ではないんじゃないかと気づきました
いつも目の前の音楽の美しさに心が触れて
だけどこれってその音楽からも愛をもらっている
ピアノからももらっている
だからこんなに幸せを感じるんじゃないかって
いつも自分の心があたたかく触れるとき そこに愛の循環があるのではないかと思います
Category:Blog Post:07/24/2022
MISIA の アイノカタチ
「この曲をどんな風に弾きたいの?」
私の質問に高校1年生の彼女は少し考えて
「清らかに弾きたい」
といった
その言葉が素敵すぎて一瞬言葉がでてこなかった
子供たちの感性はこちらが思っているよりずっと研ぎ澄まされていてハッとします
Category:Blog Post:09/17/2021
ヘンデル作曲
オンブラ マイ フ
木陰への愛をつづった歌曲
この木の木陰で
心地のよい風に吹かれていると
いつもこの曲を思い出します
長い年月を通して
たくさんの私を見守ってくれた木
大好きな木です
『Ombra mai fu
di vegetabile
cara ed amabile
soave più
かつて、これほどまでに
愛しく、優しく、
心地の良い木々の陰はなかった』
Category:Blog Post:08/26/2021
レッスンの中でこれをすると演奏が変わる!
というもののひとつに取組んでいる曲の『物語を創る』というのがあります。
曲のタイトルから主人公は誰で主人公にどんなことがおきているのか?
その時の気持ちは?
場面が変わった時場所はどこ?どんなふうに変わった?
など書かれている強弱や音のニュアンスを実際に聴きながら創造力を膨らませていきます。
子供たちの感性はとても敏感なので音からたくさんを感じどんどんと世界が広がります。
これをノートに書いてもらったり、楽譜に色をつけてもらったりして自分の中に物語を創りあげてもらう。そうすると、f(フォルテ)と書かれていても、強くだけでは絶対ひかない。
すごく楽しい音になったり、ものすごく悲しい音になったり自分が創った物語通りの音が自然と出るようになります。
そして強くするの忘れた!みたいなこともなくなっていきます。
心の中に自分の物語があるから。
この『物語を創る』作業はみんなとても楽しそうです。
そしてその後実際に弾いてみて変化を自分自身で感じたときの表情は驚きと喜びがまざり
私もとても幸せな気持ちになる瞬間でもあります。
Category:Blog Post:08/02/2021
Johannes Brahms
この名前を見るだけで
ほっと心が温かくなります
素晴らしい音楽をこの世界に残した大作曲家でありますが
彼が残したさまざまな書簡、伝記などでその人柄を知ることができます
師であるシューマン亡き後、ピアニストだったシューマンの妻クララと
シューマン家の子供たちを支えた続けたブラームス
彼の誠実さが私はとても好きです
Category:Blog Post:07/27/2021
例えば
『ピアノを弾くことは難しいこと』
と思っていれば思っているとおり難しいものになってしまうし
『クラシックは垣根の高いもの』
と思っていれば感じ取れるものも感じ取れなくなってしまう
『1日何時間も練習しないとダメ』
とかきっとたくさんの常識みたいなものがあると思います
そんな時は少し固定観念から外れてみると見える景色もとても風通しがよくなり
あれ 弾ける!とか
わかる!とか
起きてくる現実も変わるなと自分自身やたくさんの生徒さんを通して感じます
そして
音楽が何世紀もに渡り残っているということはそれが本来とてもシンプルなものだからではないかと思います
いつも軽やかに心地よく🌱
Category:Blog Post:07/23/2021
ドレミファソラシド
音の階段
ドは生まれたての生命力に溢れ
レはにぎやか
ミは公園で走り回る無邪気な子供たち
ファで人のことを思いやれるようになって
ソはさわやかな5月の新緑・青年のよう
ラは丸みをおびた女性的な優しさ
シは光になって
新しいドで生まれ変わる
音にはエネルギーがあり
感覚を澄ますと感じることができます
それを子供たちは色で伝えてくれたりします
そんな音が重なりあって音楽ができる
音楽とはなんて素敵なものなんだろうとワクワクします
Category:Blog Post:07/21/2021
ピアノを通して作曲家に向き合い
自分自身に向き合う
ピアノは私に
身体や思考の癖を教えてくれたし
私がどんなフレーズに心が震え感動に包まれるのかを教えてくれた
ピアノを通してたくさんの方と出逢うこともできた
もうその存在に感謝しかないのです
ありがとう ピアノ